著作権をおぼろげながら考えてみる。
んー(不調)。三鳥居なブラックウーロン茶片手に休肝日中のまーらいおんでございますですよ。というか、肉体的にも疲労感いっぱい...
そんな中で聴いているのはPodcast。ダウンロードしていた、というよりも「溜まっていて急いで聴いている(ネタ収集)」が真相だったり。mixiミュージックも固まっているからね、思考的な部分が。
その中で「ポトフさん」の番組を聴いていてね。Podcast内での楽曲配信を話題にしてたのね。ま、要するに日本でのメジャータイトルな楽曲配信ってのは「障壁」があるって話。
まず思い立ったのは「ちんさん」のジャスラッくんとエイベッくんの話(懐かしいね)。楽曲利用権と各種付帯権利のあれこれ。日本は特に変なんだよね。まったく。
著作権という知的権利が尊重されるべきなのはわかるよ。別に鼻歌を歌いながら作曲しているわけじゃないからさ(ただ、インスパイアとか、コピペとかの疑惑もあるけどね)。それなりにアーティストも汗を流して楽譜起こしたり、歌ったり、演奏したりしてるわけ。
でもね。余りにもガチガチに権利権利と騒ぐのも何だかね。そのアーティストが好きで好きで、「もっと多くの人にそのアーティストの曲を聴いてほしい」と思う人もいるじゃん(何故関東風?)
そんな人でもお役所的対応で「規定だから仕方ないんだよ、で、無断で使ったら犯罪ね」とばっさり。結局、アンダーグラウンドな世界でデータが飛び交うと(ウィンナーの名前みたいなソフトとか)。
ある意味、負の連鎖なんだよな。駄目だ駄目だと言われる→地下世界で流通したりして「表の実入り」が減る→訴訟でもめる→一般のユーザーが逃げる→さらに業界的に駄目になると。
禁令が強くなればなるほど、それを破壊しようとするチカラが作用するのは「歴史的道理」なんだよな。日本人って。
そう言えば、メジャータイトルの楽曲配信に寛容だったアメリカも「ネットラジオの楽曲使用料金を一斉激値上げ」という方向性に持って行きたい企業とネットラジオユーザーとの間で抗争してますな(ドンパッチ)。
そんな負の側面を持っている楽曲利用のあれこれだけど、逆の発想をしてみれば、という考え方もあるんだ。
一番大きいのは「ポッドセーフミュージック」に代表される音楽の普及(傾向と言うべきかな?)。
もしメジャーアーティストの楽曲が「何の障害も無しに」配信出来るのならば、Podcasterを運営する人たちはそればっかりを使ってしまうと思うよ、やっぱり。
それが出来ないからこそ、「クリエイティブコモンズ」等の規定で保護されているけど、メジャーアーティストと同じぐらい、もしくはそれ以上の音楽を提供しているアーティストの曲を血眼になって探し出して、Podcastで流す行為が成り立つんだよね。
そして、受け手側もPodcastを通じてそのアーティストに興味を持って、もしかしたら海外のCD販売サイトに飛んでポチッとなしちゃう人もいたりするわけ。
何かね。先程書いた「対極にある」連鎖関係というのが発生するんだよな。企業のグローバル化なんてのは個人的には賛成出来ないけど、楽曲のグローバル化は夢があっていいものだと思うよ。
何かまとまりきれないな。でも、そんな事を思った。
※ちなみに私はジャス○ックの親分に激似と言われた経験があるので、個人的に苦手。
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