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幽霊の正体みたり枯れ尾花。

とらじろうさんの『こしぱ Weblog』に書いてあったエントリーに触発されて、です。

「カッパピア」が心霊スポットになっているらしい話は知ってます。ま、私も心霊とかの類は好きなもので。別に「何か見える」というわけでなく、心霊話の構造的な部分を探るのが好きなんですけどね。文章の起承転結というのか、論理的な部分の有無とか。

別に心霊現象自体に興味はありません。出会ったら逃げますけど(へたれ)

しかし、最近はその手のサイトを見ていると、話が単純になりすぎて逆に萎えてしまうことも。起承転結が明確というよりも「話の最初から犯人がわかってしまう2時間サスペンスドラマ」と化していたりするのです。恐怖の部分だけ押し上げるだけ押し上げておいて、原因を「昔ここは処刑場で・・・」という単純な結論で済ませる。これは頂けません。

というよりも、私は心霊話に関して「話半分現実半分」という暗黙の(自己)了解で捉えているので、話が単調になりすぎると逆に恐怖も何も感じなくなってしまうのですよ。私が偏屈なだけでしょうか?

話を推し進めると、心霊話自体は「説話」に近い作話だと考えていたりします。「やってはいけない社会のルールを破るとどんな痛い目に遭うか」という説話に類似した話は多いですねぇ。それは日本の各地に点在している民話や妖怪話の分派とも思っても良いと思いますね。

むやみやたらに「ある一定のキャラクター」を仕立てて恐ろしさだけを強調する話もあったりしますが、それは私の考える「心霊話」とは一線を画すものです。

明治時代に日本にやってきた「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)」は、各地(ま、局地的ですが)の怪奇現象や妖怪の話を集めて『怪談』という本にまとめていますが、その中にまとめられているのは「恐い反面、日本文化を伝える話」が多かったりします。古き良き日本文化を下敷きにした「こわい話」の中にこそ、そのような話の面白さがあったのではないでしょうか?

そうなってくると、現代社会における心霊話は「何を伝えたいのか」わかりませんね。単純に「恐い」と思う話だけですから、メッセージ性もへったくれも無いわけです。これが今社会が抱えている病変なのかもしれませんね。

それにしても、全盛期を知っていた場所が廃墟になって「心霊スポット」としてネットを賑わしているのは、悲しいですねぇ。

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コメント

とらじろうさん、早速のコメント有難うございます。
心霊話も分類すれば系統別に分かれると思いますが、最近の話は分類云々以前ですからねぇ・・・。
私の住処の周辺もそんな話のメッカですが、あれは話の背景を調べてみると面白いものですけど、恐いだけの話が先行してます。

トラックバックありがとうございます。
そうそう、まったく同感で。因縁話があっても良いとは思いますが、それが単純なものばかりだと萎えますね。

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